Nobue Kanekawa’s page
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その場所を大切に思う人によって、毎日毎日、大事に使われている、素敵な空間です。美味しいものと、そこで過ごす時間によって、訪れる人の気持ちをほどいて、柔らかな表情にしてくれます。もちろん、そこで演奏する私の気持ちも、素敵な空間と人によって作られる空気と響き合い、例えば同じ曲を演奏したとしても、その時だけの、ひと味違った仕上がりになるような気がします。だから、カフェでコンサート。
2つのカフェコンサートの準備を進めています。
1つは来週開催の、埼玉県にある自然農園「かぼちゃとやぎ」の支店、上里店でのコンサートです。お陰様で、こちらは完売したそうです。有り難うございます。少し遠いので、いつも会社帰りに駆けつけてくださる方も、今回はちょっと無理でした。ごめんなさい。依頼を受けて、初めて伺う場所ですが、サイトを拝見したり、メールでのやりとりを通じて、お店やライブシリーズ、そしてお客様を大切にされている思いが強く伝わってきました。素敵な空間と、新しいお客様との出会いを楽しみにしています。
もう1つは、昨年に続き2回目の公演となる、谷中ボッサでのコンサートです。6月4日土曜日の開催です。こちらは予約受付中です。(詳細はこちらを御覧ください。)少し前、2年半程このカフェのすぐ近くに住んでいました。私にとっては馴染みの街ですが、初めて訪れる方も、なんだか懐かしくなってしまうような街です。谷根千エリア、都会の中で、ここだけ時間がゆっくり流れているような。ただいまじっくり内容を練っているところです。緩やかに、ちょっとテンポ良く。少し優しく、少し元気になれたらいいな。
毎日繰り返す練習。上手くリフレッシュながら続けて行くのが大切です。ちょっと気分転回に、いつも使っている道具の写真を撮ってみました。あたりまえにそばにある物も、改めて写真に撮れば、ちょっと格好良く見えるかな?愛用のクラリネット、いつの間にか年季が入ってきました。ビュッフェ・クランポンのフェスティバルです。クラリネットに馴染みのない方は、こうして分解してケースに収める事を知らずに、驚かれるようです。
いつも譜面代に置いている、鉛筆。ビュッフェ・クランポンのノベルティーです。
リード箱の側面、クラリネットのシルエット。バンドレンの青箱、トラディショナルです。モノクロだとわかりませんね。色々試してみるけれど、なんだかんだ戻ってくるスタンダードです。
さて、組み立てて。今日は良い練習が出来ますよ。
2011年5月13日金曜日
カフェで開くコンサート