Nobue Kanekawa’s page
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暑い日も多かったけれど、
5月はやはり、光も綺麗で心地良かった。
立夏を過ぎると、下谷神社を皮切りに、ここ下町は毎週どこかでお祭りがある季節です。やはり1番の盛り上がりは、5月第3週にあった三社祭でしょうか。規模の違いはありますが、どの祭もかなりの気合い。まだ途中、6月第3週まで続きます。 今年も気になっていたのは、軒花提灯とも呼ばれる祭提灯。大らかな球体、短冊がフワリと風に舞うようすも心地よい。神社の境内だけでなく、御神輿の神様をお迎えする準備として、店舗や民家の軒にも提げられます。威勢の良さだけでなく、日頃の感謝と、お互いの幸せを願う気持ちが感じられ、町は和らいだ空気に包まれるようです。
西洋が発祥であるクラシック音楽を続けて来ました。ヨーロッパの文化にだけ関心が高いのかと思われがちですが、関わる程に、顧みて日本の文化への関心も高まるのが、音楽家仲間の常のようです。双方、いや、様々な文化を知るからこそ、お互いのことを尊重し、一層思いやることが出来る。そういう世界でありますように。
2017年5月31日水曜日
軒に咲く