Nobue Kanekawa’s page
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近く演奏予定の曲がある場合、その作曲家の別を作品をランダムに聴いてみたりしています。手持ちのCDも色々有るのですが、そういった場合は、ネットや図書館も活用します。普通の区立図書館などのCD資料も割と役にたちます。そして、レコード資料も含めたいい資料が揃っていて割と近いので、しばしば便利に利用していた東京文化会館の音楽資料室が、今、改修工事の為に一時閉館しているのは残念です。
何日かハマって繰り返し聴いていたのは、ソナタを演奏する予定のブラームス作曲、マリアの歌 作品22。合唱曲です。優しく美しい響き、慈愛。(何度も聴くうちに、何だか年の瀬も近い様な気がしてきて、、それはまだまって~。と思ったり。笑) アルト・ラプソディ 作品53 もいいな。
そして今日聴いていたのは、トリオを演奏するハチャトゥリアンの作品。あの『剣の舞』が含まれるバレエ音楽「ガイーヌ」と、ヴァイオリン・コンチェルト。グルジア出身のアルメニア人、民族音楽に親しんだ後に、モスクワで音楽を学んだ旧ソビエトの作曲家。複雑な時代、自身のルーツも強く意識していたようです。
まず入ってくるのは、独特のリズムと渋み、そして華やかさ。長いので、他の作業をしつつもずっと聴くうちに、今日は頭の中が、賑やかです。
お薦めコンサート
11/21金曜日『金川信江 クラリネット リサイタル』
熱き想い、強く、優しく、しなやかな音楽。
ピアノ、ヴァイオリンと共に。
2014年10月25日土曜日
ブラームスとハチャトゥリアン