ワンポイントアドバイス

1999/9/16

楽器を持ったらまず1

今回から実際に楽器を持ってからの話をします。

楽器は左手だけで支えて、右手はただスライドを動かすために添えているだけにしてください。

右手に楽器の重さがかかると、スライディングが上手くいかなかったり、スライドが曲がってしまう原因になります。

それから、以下の楽譜を参考に、力を抜き、十分に息を吸い、1フレーズごとに舌を使わず(リップスラーで)ゆっくり吹いてみてください。

1段目(B♭から)と2段目(Fから)とは、やりやすいほうから初めて構いません。

息は2小節ごとにとってください。テンポを54としましたが、ゆっくりであれば54である必要はありません。

  • 音を出す前からの息の吸い方、
  • 音を出したときのタンギングの仕方。
  • 音の大きさ、
  • 響き、
  • 舌を使わずに音が変わったときの変わり方、
  • フェルマータの時の音ののびと響き、
  • 音の終わり方、

    等自分で確認しながら吹いてください。

      

    1連の下がるパターンをやった後に戻るパターンをやりましょう。

    下がって上がると考えるとどうしても力が入ってしまう人が多いようです。もとの音に戻るという考えでやってください。

    これもそれぞれのチェックを忘れずに吹いてください。