高い音を出すためのアプローチです。
ここに書いた譜面は1つの例ですので、各自工夫して色々なパターンで練習してください。
高い音は、やはり練習をしないとでません。でも効率の良い練習方法はあります。
変えポジションで同じ音を出し、そこから半音ずつゆっくり上がって徐々に高くしていく方法をおすすめします。
そして、各セクションの最高音になったらその音をロングトーンします。
息の流れをしっかり感じて、決して力は入れすぎないでください、ある程度の音の大きさでふいた方が、出しやすいです。
まず、シフラット(Bflat)からレ(D)までです。
書いてあるポジションを参考にゆっくりやってみてください。
スラーで書いてあるところはタンギングをしないでポルタメントでやっても良いです。
次にレからファまでです。
ここでの注意は4ポジのファ、3ポジのソフラット、2ポジのソは全て高めにとってください。
ほとんどそれぞれ4と3の間、3と2の間、2と1の間と考えた方が良いと思います。
これも、スラーで書いてあるところはタンギングをしないでポルタメントでやっても良いです。
次にソからシフラットまでです。
7ポジションが届かない、あるいはスライドが手から離れてとんでいくのが心配な人は左の写真のように靴ひも等の丈夫なひもでを自分にあった長さに切って結んだものをスライドのバーに付け、指に絡ませてみてください。
無理に出そうとしないで、できるところまでゆっくりと日数をかけて練習してください。
そして、ある程度疲れてきたら必ず低い音もふいてください。
特にペダルのシフラットから下をしっかりとした豊かな音でふいてください。
高い音を出すコツとしては、裏声を出す時と同じ体の状態にすると楽にでます。