ワンポイントアドバイス

2000/11/8

タンギングの仕方

タンギングの仕方は1つではありません。その時々によっていくつもあります。

というと難しく思われてしまいますが、どういう言葉で歌うかと言うことです。

言葉には母音の子音がありますね。母音は音の高さによって変わります、

高い音の時は[i]、に始まり[e][u][o][a]と低くなるにつれて変化させいきます。

どの母音を使うかは、その人の考えで良いのですが、低い音は[a]、中間では[u]と変えてください。

  子音は管楽器の場合[t][d][n][r][l]等あります。ダブル、あるいはトリプルタンギングの時には[k][g]が考えられます。

普通、タンギングというと[ta][to][tu][te][ti]を使います。この[t]の発音ですが、

歯と歯の間に舌を置き、後に引かずに下に落とすようにして発音します。

  この発音をまずしっかりできるように練習してください。

  それよりも少し柔らかく発音したいときには[du]、

曲によっては[nu]等使って自分がどう表現したいかによって使い分けてください。

レガートの時には[ru]あるいは[lu]を使ってください。

よく鼻歌なので[LA,LA,LA]と歌いますが、楽器の時は[tu,do,tu,le,li]等、自分で歌い方を作って演奏してみてください。